プリズナーズの作品情報・感想・評価

プリズナーズ2013年製作の映画)

PRISONERS

上映日:2014年05月03日

製作国:

上映時間:153分

3.9

あらすじ

アメリカ国民の誰しもが愛する家族と幸せなひとときを過ごす感謝祭の日、幼い少女が消えた。平穏な田舎町に突如訪れた惨劇。手がかりは少なく、警察(ジェイク・ギレンホール)の捜査は錯綜する。そんな中、父親(ヒュー・ジャックマン)は、証拠不十分で釈放された第一容疑者(ポール・ダノ)の証言から犯人を確信する。残された時間は少ない。「パパはどうして助けに来てくれないの?」愛する娘の叫びを心に聞いた父は、自力で…

アメリカ国民の誰しもが愛する家族と幸せなひとときを過ごす感謝祭の日、幼い少女が消えた。平穏な田舎町に突如訪れた惨劇。手がかりは少なく、警察(ジェイク・ギレンホール)の捜査は錯綜する。そんな中、父親(ヒュー・ジャックマン)は、証拠不十分で釈放された第一容疑者(ポール・ダノ)の証言から犯人を確信する。残された時間は少ない。「パパはどうして助けに来てくれないの?」愛する娘の叫びを心に聞いた父は、自力で我が子を助け出すため、決して超えてはいけない一線を超える決断をするのだが・・・。

「プリズナーズ」に投稿された感想・評価

とても見ごたえのある作品で、2時間半があっという間でした。

犯人は誰なのか? 事件の真相は? そして事件が描き出す様々な人間模様。
ジャンルとしてはサスペンスで良いのかな。

でも単なる謎解き推理ものとは一線を画しておりまして、善と悪、罪と裁き、人としての倫理観に問いかけられているようで(製作者の意図は宗教的な背景を持った問いかけのようにも思われますが)、何かズシリと重いものを持たされたような、そんな余韻の残る重厚な作品でした。


舞台はアメリカの片田舎。親しい2組の家族が集まって感謝祭を祝う中、それぞれの家族の子供2人が突然姿を消してしまう。

この付近では以前から子供の失踪事件が相次いでおり、それぞれの家族に緊張が走る中、1人の容疑者が浮かび上がる。

警察はその容疑者の男を確保し、証拠や手掛かりを見つけようと取り調べるも、結局、証拠不十分で釈放することを余儀なくされるのだが...


行方の分からないままの子供たち、刻一刻と過ぎ行く時間。

警察は当てにならないと見切りをつけ、容疑者の男を犯人と決めつけ、警察そっちのけで自らの意志で行動し、一線を越えようとする父親。

一方で、その一線を越えようとする父親に異を唱えるも、結局それを黙認し、罪の意識を持ちつつも傍観者と化すもう1人の父親。

自分の子供を誘拐された2組の父親の態度の違いが印象的。

人として、父親として、どうあるべきか道徳心を問われる思いで見入ってしまいました。

役者陣も良かったです。
娘を誘拐された父親を演じるヒュー・ジャックマンの、やるせない感情表現や、特に怒り爆発のキレっぷりは凄まじく、そのうちウルヴァリンになって拳から爪出して相手を切り裂いちゃうんじゃねーか?ってくらいのド迫力でした。

事件の捜査に当たる刑事を演じるジェイク・ギレンホールは、終始冷静沈着、でも事件解決に静かに闘志を燃やす、熱さと優しさが同居しているような人、そんな役回りを上手く演じていたと思います。

あとポール・ダノは、挙動不審なアンパンマン役がハマってました(←本作観たら分かりますw)


一方で、あの登場人物のあのくだりは何だったの?必要なくね? とか、ちょっと思わせぶりなミスリード演出が過ぎる感もありますが、でも最後まで結末の読めない事件と、その事件を通して様々な立場の人間の感情が渦巻く重厚なサスペンス劇は十分楽しめましたし、序盤に何気なく張られた伏線が、一旦回収されたと思わせといて、最後の最後に予想だにしない形で再度回収される巧みな構成にも唸らされました。


「メッセージ」といい本作といい、すっかりドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のファンになってるっぽい。
こりゃあ「ブレードランナー2049」ますます期待が高まります!!
Sakuma

Sakumaの感想・評価

4.2
やっぱりポール・ダノがズバ抜けてる。
ドゥニ・ヴィルヌーヴの作品、ラスト付近の焦燥感と疾走感に毎回やられてしまう。
『プリズナーズ』
JOJONIUM

JOJONIUMの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

全く予想できなかった
まさかお前かよ、ババァ!?って感じだった笑
自分がすべての元凶なのに甥がさらわれた時に全部そいつのせいにしちまうとは・・・なんというどす黒さ・・・
きっとあの刑事ならば 最後もヒュージャックマンを見つけたに違いない 
生きているかどうかはわからないが・・・
Karin

Karinの感想・評価

4.0
原題「PRISONERS」

メッセージを映画館で見てからドゥニ監督のファン。ということで、以前より気になっていたこの作品。

ヒュージャックマンは目で演技をする。時々、あの爪が生えてくるんじゃなかろうかという鋭い目線と震える声。
唸るように捲したてるその姿から、娘を亡くした親の悲痛が嫌になる程伝わってくるのだ。

でもその悲痛は、今回で言う犯人もかつて味わった悲しみだからこそ、
神を信じず蛇を愛し、迷路をただひたすらに解かせる最悪の悪魔になってしまったのだ。

最後のあのホイッスル。
最愛の娘が残した天使のホイッスル。


ヒュージャックマン
ジェイクギレンホール
どちらも最高にイカしてました。かっこいい。
ehrk1011

ehrk1011の感想・評価

3.8
すごい。でも、怖すぎた。。
SuzukaAbe

SuzukaAbeの感想・評価

3.9
おばかだから最後の最後まで伏線回収できなかった
ヒュージャックマン演技すごすぎ
谷口

谷口の感想・評価

3.7
お父さんが無茶する映画と聞いていたので、96時間のリーアムニーソンさながらの無双アクションかと思いきや、、、タイトル通りの見事な囚われっぷり。
ジェイクジレンホールがひたすら男前だった。
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