上海十月

徳川セックス禁止令 色情大名の上海十月のレビュー・感想・評価

3.8
「パンツの穴」を思い出したから鈴木則文ではないが、座右の銘が「下品こそ この世の花」と言っている方ならではの作品。その荒唐無稽さは、他の追随を許さない作品。フランスのポルノ女優が主役で出てくる江戸時代なのに。そして東大卒業後、電通に入社そして松竹出向して役者になった渡辺文雄が不思議なフランス語をしゃべる。江戸時代の戯作者が書くような奇妙な話で鈴木則文にはピッタリ。ジャンルとしてポルノでしょうが喜劇映画として十分おもしろいと思います。殿山泰司がいい味出してますね。
上海十月

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