徳川セックス禁止令 色情大名のネタバレレビュー・内容・結末

「徳川セックス禁止令 色情大名」に投稿されたネタバレ・内容・結末

徳川の清姫と、それを娶るゲイではないが、女嫌いの田舎大名。清姫はかなりツンツンしている、もうツン100%くらいのキャラ。
初夜、爺に言われた通りまずは、接吻を施そうとする殿。しかし清姫はヒラリとかわし、「余計な手数は掛けずともよい、さあ参れ」と己の股を指差す。
挙げ句「痛っ!もうちょっと落ち着いて出来ぬのか!」と罵られる顛末。
爺「殿!ご首尾は?」
殿「うーん駄目じゃ駄目じゃ!何分草深き所故何がどうなっているのかさっぱりじゃ!」

そこで殿は爺の計らいにより、三日三晩教育を受ける。自信を深めた殿は、ドヤ顔で清姫に指図する。が、そこはツンツンの清姫。すかさず「無礼者!今宵は犬猫にも劣る屈辱じゃ!」と殿を罵り、寝床を立つ。「おのれ…徳川の権力を笠にきおって…」と怒り心頭の殿。

市中を視察し、皆ヤリまくりな様をご覧になった殿。そして逆ギレ気味の殿をなだめる爺。
爺「殿!家中一同心得案じております!何卒、清姫様のご寝所へ!」
殿「黙れ黙れ!下々の者は有楽の巷に女子を抱き、野合の交わりさえ致しておる。藩主たる余が何故、下々の貪る快楽さえ許されんのじゃ!」
殿「藩主として命令する!今後一切、男女の交わりを禁止致すぞ!!!!」
爺s「殿!殿!!」
殿「黙れ爺!藩内あらゆる男女の営みを禁止する!この様な法令は、徳川家は思い付くまい…フハハハハハ!」
爺s「/(^o^)\」

そして、誰の発案か分からないが、男は男根に判子を押される決まりに。押してもらう為、半泣きで列をなす城内や市中の者達(不衛生極まりないw)。

序盤~中盤はこんな感じのあらすじ。
馬を出し、大人数のキャストを使い、着物を着せる…現在にはない勢い、エネルギーを感じます。
お殿様の暴走で藩内のセックスが禁止されてしまうというお話。そんなお殿様を宥めるため、領民は一揆を起こし、家臣は腹を切るという騒ぎになりますが、最後は結構いい話に落ち着いたんでびっくりしました。

名和宏の性に目覚めてからの狂いっぷりも杉本美樹の姫様も結構ハマってました。ただ物語の中心であるサンドラジュリアンが終始片言日本語なのと途中でなぜか日本語で歌っているのには違和感しか感じませんでした。

また太鼓に合わせてピストン、江戸時代式ミラールームプレイ、セックス一揆など鈴木則文らしい演出も満載で、笑える所は笑え最後に考えさせられるというような映画でしたね。
殿山泰司の家老が性技のガイドに太鼓を叩く。こういうことを大真面目にやる下っだらなさよ。どの場面を見ても俺のナニは反応しないけど、爆笑である。好っきだわぁ。
スコセッシの「沈黙」の後にこの映画を見て良かった。結構通じているものがあってハッとさせられた。虐げる構造への抵抗は最後のテロップに現れているだけではなくて、映画全体の笑いとして配置されている。渡辺文雄に迫り来るおっぱいとか。
シネマヴェーラで再見、やっぱり最高!
ハープ・アルバートミーツエロ時代劇!
下らなくて下ネタだらけなんだけどゴージャスな画面作りに見惚れる。
フランス人、アフリカンアメリカン、日本人などが交わるシーンはカウンターカルチャーなんかの影響下なのか。
キリスト教のイメージが沢山出てくる時代劇ってのも珍しい?
突然挿入されるサンドラ・ジュリアンの歌とイメージビデオみたいなのも可笑しい。
禁止令が解かれた時のみんなのはしゃぎっぷり最高!
最後とってつけたようにシリアスに終わるのも良かった。
「あらゆる生命の根源たる性を支配し管理・検閲する事は何人にも許されない 例え 神の名においても」
タイトル負けしないストーリーや演出、極めて真っ当なコメディ。葵の御門が入ったディルド、「栗鳥の巣」、切腹シーンでかかる呑気なボサノバ、「ヤラせろ〜」一揆等、細かいところがいちいちツボ。