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シンプル・シモンのなのレビュー・感想・評価

シンプル・シモン(2010年製作の映画)
4.2
良いか悪いかで言ったら良いと思うし好きか嫌いかで言ったらめっっっっっっっちゃ好きです。

フォトジェニックな素敵なカット。好き。スウェーデンの映画ですよね。やっぱり北欧は家具や壁紙が素敵。あんなに色や柄を散りばめてるのに全然うるさくなくて、絶妙にマッチしてる感じ。

兄のサムが彼女と部屋の壁を塗ってて、脚立に段差違いで乗ってキスするシーンも最高に可愛いです。全然取り上げる様なシーンじゃないんですけど(笑)

主人公はアスペルガー症候群ですが、この映画は重くないです。楽しんで見れて、ちょっと笑えるシーンもあるくらい。

人に触られるのは嫌い。変化することも嫌。でも兄のことは好きなシモン。もうサムが良い人過ぎて絶対好きになる。


物事をまっすぐそのままに捉えるシモン。でも人は嬉しいことがあった時に泣くし、条件が合った人を好きになるわけじゃないんです。兄のための新しい彼女を探すというストーリーですが、そんなんサムからしたら本当に余計なお世話です。

でも空回っても、うまく行かなくても、余計なお世話でも、本当にその人を思ってやったことには、何かパワーがある気がします。

いつも感想をうまく言葉に出来なくて、友だちにストーリーを説明しようと思っても全然上手に伝えられなくて、もっと上手にアウトプットできるようになりたいと思って始めたレビューですが、今書きながら全然纏まらなくて悔しいです(笑)


愛に溢れたストーリーが好きで、微笑みながらおもわず泣いちゃう様な映画が好きで、キレイなものや可愛いものが好きです。好きのストライクゾーンど真ん中に、この映画は入りました。
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