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2つ目の窓のmimocyanのレビュー・感想・評価

2つ目の窓(2014年製作の映画)
3.9
見終わって、漠然と思ったこと。
自分は何に命を感じるのだろう。

自然のうねり、人間の生き死に、途切れることなく流れる時間。万物を動かす大きな理の中にいながら、圧倒的に矮小な生の孤独。ふっと、目線をそらしてしまいたくなる。
生命に囲まれていながら、その重さに鈍感でいつづけようとする部分がどこかにあるような気がして、冒頭のような問いかけを自分自身にしてしまった。
河瀬監督の作品は、装飾が少ない分好きな部分も嫌な部分もごちゃごちゃに入ってくる。自分の内側の途切れたなにかに絡み付く。それを解きほぐせたとき、自分にも開かれるなにかがあるのかな。