ラウシュ魁

ノア 約束の舟のラウシュ魁のレビュー・感想・評価

ノア 約束の舟(2014年製作の映画)
2.5
ゴリゴリの宗教映画。ノアの方舟の物語。

前半までは良かった。面白かった。動物が集まってくるシーンとかは圧巻だし、堕落した人間の描写とか大洪水で苦しんでる様はほんと見てて心が痛くなる。

でも後半がなぁー
ほぼ箱舟の中でのシーンだから絵面が地味だしノアが使命に駆り立てられた狂信者にしか思えないんだよなあ
狂気じみてて少し怖かった…

神話をそのまま描こうとするとこういうことになるんだろうな…わからんけど笑

最後は良かったのかな。
神の御心に忠実に酷いことをしたのに、それに応えようとしたのに、さらなる試練が舞い降りてきた男の葛藤。
曽祖父によりチャンスを与えられる人類。それはもうノアだけにその決断ってか重みを負わせるのは無理だなってメッセージにも思える。
そして最後は与えられたチャンスを人類の再興として解釈する…

でも人類の歴史見てたらまた洪水来るのかな…とか怖くなるよね笑
ラウシュ魁

ラウシュ魁