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ノア 約束の舟のliamのレビュー・感想・評価

ノア 約束の舟(2014年製作の映画)
3.0

監督は「ブラック・スワン」のダーレン・アロノフスキー。主演は「マン・オブ・スティール」のラッセル・クロウ。他に「ニューヨーク 冬物語」のジェニファー・コネリー、「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」のアンソニー・ホプキンス、「ロンドン・ヒート」のレイ・ウィンストンなどが出演。

夢の中で世界滅亡を意味するかのような光景を目にしたノア(ラッセル・クロウ)。それが神からのお告げであり、全世界を飲み込むほどの大洪水がやって来ると悟った彼は、その日から家族と共に一心不乱になって巨大な箱舟を造る。さらに、生命を絶やさぬようにと、この世の全ての種類の動物を次々と箱舟に乗せていく。だが、ノア一家の前に不安に駆られて箱舟を奪おうとする者たちが立ちはだかる。

旧約聖書の世界が壮大に表現されている作品。内容的には想像通りだった。

ただなんか面白くないと思ってしまう出来になっているのは何故なんだろう。
1つは展開ひとつひとつが重いからかもしれない。対して話は進まずに、進んでもなんか内容が重いので全然乗れない。

またノアは神の意思に従って、人間を絶滅させようとするけど、客観的に見て完璧に悪者。笑
そこでかなり葛藤するのは分かるんだけど、観てるこっちとしては共感も応援もできないという。

登場キャラクターの行為が理解しがたいところがあるのも良くない。
色々あるけど1番良くないのは単純にストーリーが面白くないところだと思う。

毎回こういう映画を観るたびに思うのは、神話とか宗教の知識をもっと豊富だったら理解しやすいのになぁって事。もっと知識を付けて映画への理解を深めたい。

壮大で疲れる映画。
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