太秦ライムライトに投稿された感想・評価 - 20ページ目

京都の時代劇撮影所太秦で長年斬られ役を演じ続けてきた主人公「香美山」が、衰退していく時代劇や身体の衰えに葛藤しつつ、弟子となった女優の卵「さつき」との交流を通し自らの矜持を貫く物語。
主演の福本清三…

五十年もの間、時代劇の「斬られ役」一筋を貫いてきた主人公。しかしながら時代劇の勢いが衰退していく中で、己の居場所を奪われていく。そんな中、一人の女性が彼に弟子入りしたいと申し入れるのであった。


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斬られ役の達人、福本清三の主演映画。
ベテラン斬られ役の香美山と若い女性の師弟関係。
時代劇が衰退していく寂しさ。老いていく哀しみ。やがて舎弟はスターダムにのし上がるが、何か大切なものを忘れていく。…

ストーリーはオーソドックスかもしれない。しかし、主演が誰よりもオーソドックスなものを支えてきたのだ。

繰り返されてきたものを昇華したとき、誰かが必ず評価するものが現れる。この作品はその美しさを主演…

「若者は輝き、老いた影は消え」
ことごとくベタだけど、ストーリーもキャラクターもどうしようもなく輝いてるんだよぉー！年老いた主人公が限界を感じながらも若者を励まし、自分の懸けてきた全てを託す。そして…

洋画”ライムライト”を下書きに京都太秦で時代劇を芝居を生き様を受け継いでゆく人たち。日々の精進も老いに追いつかれた時、迷いは生じる。その時に残しておけるものがあると気づく幸せ。”太秦ライムライト”塚…

時代劇に欠かせない「切られ役」その端役を長年勤めてきた一人の役者の物語。
悪くは無いが、劇中の時間が長い。その為か話が飛び飛びになってしまい、把握しにくかった。
劇中劇のODAナントカは、コケる展開…

福本清三の殺陣はもちろんいいよ。でも彼の声とあばら骨がまたいいんだよ。
若干枯れ気味な優しい声、無駄な肉の全くない痩せた胸。
それが主人公の50年を表してんだよ。
漢の引き際の美学は確かにある。その…