シルヴェスタ・スタローン、ロバート・デニーロの二大スターが共演したボクシング映画。
二人はかつてのボクシングチャンピオン。対戦戦績は1勝1敗。
そのまま二人とも引退し、しがない老後生活を送っていたがプロモーターの誘いで彼らがボクサーとして登場するゲームを作ろうとスタジオに呼んだところ久々の再開。
そこで乱闘が起き、その模様が動画で拡散され一躍人気者に。今風に言うとバズッたわけだ。
そんなこんなで初老の二人が久々に対戦を行うことになった…
ロッキーＶＳレイジングブル夢の対決というわけだが、さすがにスタローンもデニーロも歳をとり過ぎた。ボクシングって過酷な競技なのでそれを爺さんが1Ｒでも戦うこと自体が無理がある。
どう見ても肉体的にはスタローンの方が強そう。
息子や孫、かつての恋人、伝説のトレーナー等盛り上げる要素は色々あって、さらにちょっとコメディ調・自虐ネタ的なところも良い。
どうせならロッキーの曲流しちゃうとかとことんやって欲しかったけどあんまりやりすぎるとただのコメディになってしまうか…
そういう意味では熱い映画なのか笑わせたいのか感動させたいのか中途半端な印象をもった。
とは言ってみたがなんだかんだで最後のボクシング対決シーンは二人ともボロボロになりながら打ち合って結構胸熱だった。
エンディングでマイク・タイソンとホリフィールドがちょこっと出演。さすがアメリカ。。
