ニコール・キッドマンがグレース・ケリーを演じる難しさ。
確かにグレースケリーの生涯の一端を眺めて、美しいモナコの情景とニコールキッドマンの熱演を観て楽しめるのだけど、キッドマンの表情の厳しさと仕方がないがどこか作った感じのモノマネ感が感情移入を妨げてしまう。レーニエ大公はティムロスには荷が重い気が、、ただ大公との関係性やシビアな外交問題への取り組み、そしてハリウッド復帰への想いとストーリーは実に興味深い。
でも最終的には、やっぱりグレースケリーの美しさと放たれる輝きは唯一無二の存在であることが逆にまざまざと実感され、実際のグレースケリーを知りたく、観たくなる映画。
また裏窓観たくなって来ました✨
