Ricola

プールサイド・デイズのRicolaのレビュー・感想・評価

プールサイド・デイズ(2013年製作の映画)
3.8
つべこべうるさい威圧的な母の恋人のトレント、その娘、再婚したばかりで浮かれ気味の母…。彼らと一緒にトレントの別荘で夏を過ごすことになり、憂鬱なダンカン。
連日、この家族との空間に居場所がないように感じていた。
そんなある日偶然辿り着いたプールレジャー施設であるおじさんに出会い…。


「そんな自分のことを知らないくせに批判してくる人なんて向き合う必要ない」
こんな風に誰かが言ってくれたら自分に自信を持てるはず。

物語が進み、自分の居場所を見つけたダンカンは、表情が明らかに変わってくる。
自分にとって楽しいことを見つけて自分を認めてくれる人と出会えたダンカンに、ちょっと自分と重ね合わせてしまった。

今まで自分の気持ちを押し殺していたのを爆発させて面と向き合うダンカンは、その瞬間に大人への成長に近づいたに違いない。

よくあるひと夏の青春映画かと思ったけれど、主人公の葛藤がよく伝わってきて爽やかさと息苦しさと解放感に一喜一憂しながら観ることのできた映画だった。