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プールサイド・デイズのkodamaのネタバレレビュー・内容・結末

プールサイド・デイズ(2013年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

夏っぽい映画がみたくなったシリーズ。
もっとコメディ要素が強いかと思ったけど、思ったよりシリアス成分が多かった。でも大満足。
お母さんのセリフ「大人はときに心にフタをするの」がすごく刺さった。傷つきたくないし、傷ついても仕事しなきゃいけない、家のことしなきゃいけない、だって大人だから。そういう意味の大人になるっていうのはクソ食らえだ。臭いものには蓋をして、都合の悪いことは忘れようとなかったことにして、上辺だけの幸せを享受する、トレントとパムのようにはなりたくない。反対に、そういう意味で大人になれなかったのがプール組だろう。テキトーなことばかり言って楽しければそれで良しなオーウェン、やりたいことがあると野望を抱きつつも踏み出せないのか毎回失敗しているのかずっと居ついているルイス。彼らの生き様はルールに従うのが大人か?自分の人生だろ?と語りかけてくる。
ダンカンはきっともう大丈夫だろう。友達はそう多く出来ないかもしれないけど、大事なものを見失わないだろう。パムもきっとそう。
最後のオーウェンとのお別れのシーンでボロ泣き。こういう言葉にならない感情が溢れ出る場面に本当に弱い。あと「3点の親友だ」って言えちゃうオーウェンが最高にカッコいい。私もパックマンおじさんになりたい。
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