TSUBASA

やさしい本泥棒のTSUBASAのレビュー・感想・評価

やさしい本泥棒(2013年製作の映画)
3.7
日本劇場未公開の隠れた名作?

ナチス政権下のドイツの
ある少女とその家族の話です。

ああ、戦争ものか。
と思われると思いますが
過激で残酷な描写はほぼなし
なので安心してみれるかと。

本泥棒ということもあり
本に凄い興味を持つリーゼル。
文字を覚えることの大切さ
そしてその文字を理解し
学ぶという大切さ。
ここのところがジーンと
伝わってきます。

あとは、不意に訪れる別れ。
切ない、、自分なら耐えれない。
なんかこういうのを観てたら
今の世の中の悩みなんて
ちっぽけだなと思えてくるくらい。

戦争の時代に生まれた人々を
我々は運がなかった人達と
呼べてしまいそうですが、
彼らは彼らなりに生に良い意味で
執着し、人生を謳歌したはずです。
たとえこのような残酷な結末が
あれど、その人にとって人生とは
素晴らしいものであったはず
です。
人生とは何か。を
少し考えさせられた映画でした。

と、ここまで言ったものの
シンドラーのリストや
戦場のピアニストのような
容赦なく現実を描く映画を
個人的には好むので、それと
比べるとスコアは少し落として
ます(°_°)

でもこういう隠れた名作をお店で
探すのも、この作品の主人公が
本をうきうき探したその感覚と
似てるかとおもいます(^○^)