あられ

ルパン三世VS名探偵コナンのあられのネタバレレビュー・内容・結末

ルパン三世VS名探偵コナン(2009年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

小林清志さん追悼⑤

ルパン三世&名探偵コナンのコラボ 第一弾

豪華で贅沢で夢のようなコラボにテンションが上がりまくり‼️この2作品が見事にハマって、めちゃくちゃ面白い展開になってました😊

VSと言いつつ両者の対決はなく、ルパン三世の世界観にコナンが関わってくる感じです。ルパン三世はアルセーヌ・ルパンの孫で、コナンは自称シャーロック・ホームズの弟子なので、“ルパン対ホームズ”のオマージュで“ルパン三世VS名探偵コナン”にしたのかもですね😆


ヴェスパニア王国のサクラ女王とジル王子が、猟銃事故で死亡。サクラ女王の遺児であるミラ王女が王位を継承することになるものの、母と兄の突然の死やミラ王女の即位に反対するデモ等から、次期女王への即位に反発している。なんとミラ王女、蘭とそっくりです😆

一方、ルパンと次元は、秘宝”クイーンクラウン“を盗むため+ステルス技術に使えるヴェスパニア鉱山をダウンジングで探すため、ヴェスパニア王国に潜入中。特に次元は王室を守る警護&軍隊の教官として入り込んでますが、非常にいい仕事をしていて、部下にめちゃくちゃ尊敬されてます😆

そんな中、サクラ女王が出席するはずだった東京のホテルのレセプションに出席するミラ王女。ホテル会場で自身の暗殺騒動もあり、逃げ出した挙句、蘭をうまいこと唆して入れ替わる2人。王女のコスチュームを纏ってロマンチックムード満点の蘭が、夢見心地で妄想する姿がかわいかったですね😊

蘭の出立ちのミラ王女は、知り合った不二子と1日自由を謳歌するw 王家に使えるスティンガー伯爵家の青年当主キースは、替え玉と知りつつ、蘭をヴェスパニア王国に連れて帰ってしまう。コナンは咄嗟に離陸する飛行機の車輪に捕まって機内に入り、ヴェスパニア王国に密航するw

ミラ王女は不二子に諭されて渋々帰国。蘭を助けたい毛利小五郎は、ルパン逮捕に燃えるICPOの銭形警部と共にヴェスパニア王国へ。

実はキース伯爵は、王女と王子は事故ではなく殺人だと見越しており、一連のコナンの聡明さを見込んで、コナンと次元に日本人親子を演じさせ、事件の真相を暴くことを依頼する…。


次元&コナンの擬似親子っぷりが面白かったです。コナンが次元を茶化すように「パパ」って呼ぶので、「パパと呼ぶな!」ってムキになってキレる次元に大笑いw それでもコナンを肩車したりして、中々の名コンビ振りを見せてくれますw 今まで見たことがない次元の姿を堪能できました😆

見所は、泥棒のルパンと探偵のコナンが協力して犯人を追い詰めるシーンですねw コナンが蝶ネクタイ型変声機を使って毛利小五郎の声で推理ショーをしている最中に、小五郎に扮装したルパンが暴走して勝手にしゃべりだしたり…。

「黙ってて!」ってコナンがマジギレする様子は大ウケでしたw いつもと違ったドタバタ振りにワクワクさせられて面白かったです。「化け物かよ〜」ってコナンも焦った、銭形警部に麻酔があまり効かないのもウケました。😊

ラストでは、不法入国した江戸川コナンが存在しないってことが発覚しそうになり、コナン=工藤新一だと見抜いていたルパンたちに助けられ、不二子が手配した潜水艦で日本に密入国します。

別れ際、コナンは「ありがとう。でも今度泥棒してたら捕まえるからね」ってルパンに宣戦布告。次回作が楽しみな終わり方です😆
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