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インサイド・ヘッドのnori007のレビュー・感想・評価

インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)
4.5
人間の行動は、本人に自覚していなくても大半の場合は深層心理によって動かされている。
なので心の病をおってしまった場合は、その無意識の潜在意識を意識レベルに持ってきて初めて治療出来るようになる。

そういった意味でこの映画は、人間の心の仕組みをうまくイメージ化されていて素晴らしい。たとえば、主人公であるライリーのおかれた状況は何も変わっていないというのにどの感情が自分をコントロールするかによって事態はポジティブにもなるしネガティブにもなってしまう。
そして事もあろうに、ヨロコビとカナシミが行方不明になってしまう。
ヨロコビとカナシミは人間らしさを表現する新しい感情で、残されたイカリ、ムカムカ、ビビリは動物の本能的な感情。つまり人間らしさがなくなり人格が崩壊していってしまうという事態に。ここらへんもすごく上手いしよく出来てる。

この映画は、脳の構造や心理をうまく擬人化してわかりやすく図式化しているので、この映画を見た後は、今自分がどの感情に支配されどの感情を前面に出せばいいのか自分自身をチェック出来るようになると思う。