mrかっちゃん

インサイド・ヘッドのmrかっちゃんのレビュー・感想・評価

インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)
4.8
公開当時から気になっていましたが、結局見に行かずやっと観れました。

損をした!!
何故映画館で観なかったんだ!
細部まで作り込まれ計算された作品なのにわかりにくくなく終わりまで一気に見れて、非の打ち所が見当たらない。
さすがピクサー品質
ピクサー恐るべし!
ピクサー作品で好きなのは、「トイストーリー3」、「Mr.インクレディブル」、「カーズ」なのですが、それらを抜いて最高傑作と言っても差し支えない出来だとおもいます!!
観終わった直後なので、興奮しているのもありますがそれぐらいの出来でした。あと、幼稚園の子や小学生低学年の子には難しい映画だと思いました。
それぐらい大人向けな映画になっていました。

この作品の凄いところは、脚本の展開と設定の親密性です。
ライリーの体験する出来事を感情をキャラクター化したキャラクターが、ライリーはどんな感情なのか会議をして感情が決まると思い出がボールとなって出てきます。
その思い出が、ライリーの人格を築きそれが様々な島として映画内に現れます。

思い出、人格、感情この3つがこの映画の重要な役割を担っているのですが、この3つを脚本上で全く違和感なく動かしていて、もはや恐れすら感じました。この3つは人間を形成する要素でもあるので、深い共感を生むのではないかと思います。

この映画は一人の少女の話ではなく、今生きているすべての人の話だと感じました。
生きていく中で楽しいことをたくさん体験できれば、嬉しいことはありません。
でも、悲しいこともあれば、辛いこともある怖い経験や、腹がたつこともある。
そのすべてが、一人の人間の人格として形成され思い出として残り
生きていく糧となり、他人の痛みを分かち合える人間へと成長していく。
そんな大事なことを教えてくれる素敵な作品です。