masayaan

インサイド・ヘッドのmasayaanのレビュー・感想・評価

インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)
4.2
「設定的につまらなそう」+「吹き替えしかやってないじゃん」+「ドリカムが超絶ウザいらしい」=「劇場では見ない」、という経緯で見逃していた今年屈指の注目作(の一つ)を、ようやくレンタルにてチェック。

いやー、「感情の擬人化」という設定がそもそも「それって面白いの?」という感じで身構えていたし、「つーか、擬人化という以前に、人間の感情を5つの要素に還元してしまうのってどうなの?」という点でかなり疑ってかかって観たのですが、さすがによくできているとしか言いようのない完成度。

ただ、逆説的にはけっこうズルいというか、最後の感動というのは、「感情を擬人化した上で、かつ分人化する」という設定そのものから引き出されているので、結論ありきの前提と言うか、前提ありきの結論と言うか、そういうマッチポンプな構造にはなっていると思います。11歳ということを考えればこれで良い気もするけど、子供向きかと言うとそうでもないような・・・。