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インサイド・ヘッドのmattuのレビュー・感想・評価

インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)
4.5
3回目!
相変わらず泣ける。
見るたび気づきがある。
とてつもなく刺さる。

映画館で観た時は
呼吸困難になるかと思った笑

頭の中に感情の指令をだす
5つのキャラクターがいて
主人公11才のライリーの行動と
その感情たちとの
因果関係がわかるお話。

これ、とても面白いのが
人によってリーダーの感情が
違うというところ。

ライリーはヨロコビ。
お母さんはカナシミ。
お父さんはイカリ。

そのほかの人や動物も感情の
リーダーや時にはメンバーまでもが
各々違ってるんです!!!
確かに人によって
得意な感情ってあると思う。

ちなみに私は完全に
カナシミがリーダーだな。笑

話逸れるけど
ヨロコビ(竹内結子)と
カナシミ(大竹しのぶ)の吹き替え
素晴らしいです。本当にうまいっ。

ヨロコビがリーダーの
ライリーだから笑顔で明るく
接するのは得意。

だけど、環境の変化で
いろんなカナシミが自分の心に
たくさん生まれてくる。

カナシミはそんな
ライリーの心に引っ張られて
指令を出して表に出ようとする。

ただ、カナシミ自身もまだ未熟で
なぜ自分が思い出の玉に
触ろうとしてしまうのかすらも
わからない。

お母さんには『笑って』と
言われてそう努めるんだけど
それも複雑だよね。

それって本当の自分の感情を
隠さなきゃってことになる。

ヨロコビがカナシミの
存在理由に気がついて
カナシミを隠すのをやめる。
これでひとつ成長する。

自分の本当の感情に気づくこと。
どうやって消化していくか。
全ての人の課題のひとつだと思う。
大人だからってうまく出来る
ってらものでもない。

この映画は
ヨロコビかカナシミが
リーダーの人には
特に響く映画だと思います。笑
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