ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリ。感情そのものを擬人化すると言うなかなかトリッキーなストーリー。
誰もが経験する様々な思考のメカニズムを面白おかしく描いているので、子供より経験豊富な大人の方が楽しめるかも。
ヨロコビ達の宿主である思春期の少女ライリー。彼女が幼い頃にいつも一緒だったイマジナリーフレンド、ビンボン。
彼女の記憶から抹消されそうなビンボンが、自分の存在を思い出してもらおうと健気に頑張る姿に涙。
日本語吹替で鑑賞したのですが、まさか私の人生において佐藤二朗に泣かされる日が来るとは思いもしませんでした(笑)
既存の価値観や常識をひっくり返して気付きを得られる話の作り方は流石ピクサー。一日の長があるなと感じました。