ほーりー

インサイド・ヘッドのほーりーのレビュー・感想・評価

インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)
3.6
おいら岬の~灯台守りは~妻とふた……

えーっと、そのヨロコビとカナシミじゃなかったっすね。

ピクサーが長編アニメーションを作って20周年にあたる記念作品。それにしても原題の「インサイド・アウト」ってなかなか洒落たセンスだと思う。

おもちゃ、虫、モンスター、魚、正義の味方、車、ネズミ、ロボット、爺さん等々、色々な題材を使ってクオリティの高い作品を輩出したピクサー作品が今回取り上げたのは、人間の感情。

ある女の子の頭の中にいる5つの感情、ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ(むしろウンザリって名前で良かったのでは?)、ビビリは普段は司令塔にいて、少女の感情をコントロールしている。

ある時、ひょんなことから、ヨロコビとカナシミが司令塔から外に放り出されてしまう。大事な感情がいなくなってしまったことで、少女は両親や友達とケンカして孤立する。

ヨロコビとカナシミは自分たちと一緒に飛び出した特別な思い出がつまっているボールを持って司令塔に戻ろうとするが……。

司令塔、思い出ボール、性格の島、記憶のゴミ捨て場と、色々と設定が多すぎるのがこの作品の難だと思う。

それまでのおもちゃや魚と違って、目には見えない「感情」が主人公の物語だから設定がどうしても多くなるのは致し方ないが、これが自分にはあまりこの作品にのめり込めない理由のひとつだった。

また、「感情」がキャラクターですから、キャラの性格もテンション高すぎになっているようにも感じた。正直、ヨロコビに対してはウザっと思ってしまった。

でも、ビンボンとのエピソードは泣かせるし、悪夢シーンの犬の○○○は本当に可笑しかったし(ビビリ同様、私も飲んでたモノ吹き出した)、そして何よりもメッセージの内容も良かった。

嬉しかったら腹から笑えばいいのだ。

悲しかったら泣けばよいのだ。

無理はよそうぜ体に悪い!そうじゃないかえ~皆の衆~!

どっかで聞いたような文句だが(村田だぁ笑)、やっぱりこういうのを大事にせにゃいかんと思う。

■映画DATA==========================
監督:ピート・ドクター/ロニー・デル・カルメン
脚本:ピート・ドクター/メグ・レフォーブ/ジョシュ・クーリー
製作:ジョネス・リビラー
音楽:マイケル・ジアッチーノ
公開:2015年6月19日(米)/2015年7月18日(日)