ムビ太郎

インサイド・ヘッドのムビ太郎のレビュー・感想・評価

インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)
3.8
まず最初に、誰しもが必ず心に宿しているであろう5つの感情を見事にキャラクター化している点。そしてその5人の脳内でのやり取りのなんともいえない楽しさに脱帽。

これは5人のキャラ立ちがしっかりしているからこそ出来る芸当であり、やはり世界のピクサーや!敵わんなー!!と思わされてしまいました。笑

そして映画全体はかなりポップで笑えて非常に見やすい仕上がりになっていて、それでもってその内容は人間一人一人の脳内構造や内面構造をしっかりと描ききることにも成功していてさらに、劇中一番厄介に見えるキャラクターであるカナシミの存在意義をこれ以上ない説得力で見ている観客達に優しく教えてくれる作りにもなっておりここでも世界のピクサーの恐ろしさを感じました。

この映画のライリーとその頭の中のキャラクターを見ながら、それをそのまままるごと自分の頭の中に置き換えて鑑賞できる作りになっており最後まで食い入るように見入ってしまいました!!

そして、ライリーの幼年期を表すあるキャラクターの最後にみせる行動に自分の涙腺が崩壊してしまったことは言わずもがな。笑笑

いやー、やっぱりピクサー作品は良作ばっかですね!!!
ムビ太郎

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