みおこし

アーロと少年のみおこしのレビュー・感想・評価

アーロと少年(2015年製作の映画)
3.6
ディズニー作品制覇企画。

気弱で怖がり屋の恐竜アーロは、ひょんなことから家族と離れ離れになってしまう。そんな彼の目の前に、体はとっても小さいが勇敢な人間の少年スポットが現れる。初めは得体の知れないスポットと距離を置こうとするアーロだったが、旅を共にするうちに彼らの間に強い絆が芽生えていく...。

泣けました〜!展開は分かっているはずなのに、やはり泣かざるを得ないディズニーの心憎い演出。
冒頭の誕生シーンからめちゃめちゃ可愛いアーロに癒される一方で、小猿のように辺りを駆け回るスポットにイライラ...(笑)。それでもだんだんそんなスポットにも愛着が湧いてきて、最後はもう号泣でした...。

設定の時代が時代だけに、なんともキテレツなクリーチャーがたくさん登場するのが楽しかった!一番印象的だったのは、色んな自分のためになる力を持つ動物たちを角に住まわせているトリケラトプスの仲間の1人、ドゥセムリダ。
「こいつは俺に夢をあきらめさせてくれる」って言う紹介をされてましたが、ちょっと意味不明な立ち位置すぎて(笑)。最近のディズニー作品、たまにこう言うシュールな演出があって好きです!!

心優しいティラノサウルスたちも良いキャラでしたが、性悪プテラノドン集団の存在感も抜群。子供が見たらトラウマレベルの悪役っぷりで印象強烈でした。

親と子の物語でもあり、熱い友情物語でもあり、魅力溢れる感動作でした。
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