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アーロと少年のnamのレビュー・感想・評価

アーロと少年(2015年製作の映画)
3.6
「ピクサーの今回の挑戦は大自然の描写!壮大な自然の中でのアーロの成長物語」

ピクサー作品制覇のため。
この作品の主人公はあくまでアパトサウルスのアーロで少年は言葉も喋れない野生児的な位置づけでそんな少年と心を通わせていくんですね。だから「少年とアーロ」でないんですね

ストーリーとしてはピクサー作品王道の外の世界を冒険する事で、一回り成長するという冒険もの。今回は臆病なアーロが外の世界で少年との交流や試練を乗り越えて勇気を手にします。そしてその中での少年との友情や別れを描いてますがかなりシンプルすぎたという印象で、子供と一緒に気軽に観るのにちょうどよい作品かと。

そして各作品で表現の挑戦をしているピクサーですが(モンスターズインクでサリーの毛並み等)今回は大自然の描写に力を入れてたようです。
恐竜のいた時代の空や雲、川や岩肌、地面、木々などこれは正直驚く程のリアリティで、「背景だけ実写合成?」と本当に疑ってしまいました。それ程のレベルです!

気楽に観れる一作です。
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