え、この映像美で数年前の映画ってマ?
アメリカによくいる、形のある勲章や家族にこだわりを持つ恐竜一家。この家族様相が写実性濃いというかこの恐竜達に内包されているリアルな人間性がしたたかに表現されているため一瞬でこの共同体の空気感と同調することができる。これって普通にやってるけど割とすごい技術よ。
そして家族内で収まっていたこの映画の世界観がさまざまな恐竜達との出会いによりドンドンドンドン広がっていく感じは純粋に少年心をくすぐられるというか、次は何が来るんだ!?とワクワクさせられる。
個人的には私のお気に入りの恐竜スピノサウルスとか出てきてほしかったけど(小声)
そして変に語らないというか。日本のアニメ映画なら説明台詞で済ませそうなところを動作や仕草で演出するのもオシャンティ。
最後の別れのシーンなんか一言も言葉を発してないのに納得させられるのすごい。
正統派な冒険タッグモノ、少年は見るべし。恐竜が好きなら尚見るべし。