服部だった何か

007 スペクターの服部だった何かのレビュー・感想・評価

007 スペクター(2015年製作の映画)
3.6
ダニエルボンド4作目。
なんやダニエルボンド最終回的なムードやったけど、契約としてはあと1本あるんやったかな?勘違いかもしらんからアテにせんといてもろて。
ボンドをやりたくないわけやないのに変な部分だけ拡散されてしょんぼりしてたダニエルクレイグ、本作も輝いてた。

ダニエルボンド未見の人は過去3作の鑑賞はマスト、観たけど忘れてる人は軽く復習してからがオススメや。過去作の話がバシバシ出てくるからな。もっと言えばダニエルクレイグ以前の007要素も多分に含まれてるんやろうけどそれは拾いきれんかった。
とは言え過去の登場人物とかの話を深く掘り下げまくるかというとそうでもないんやけど。

とにかく立ち居振る舞いが格好良い、カット割ってダニエルボンドの立ち姿が映ったその瞬間からあざといぐらいに格好良い。それだけで満足感は充分や。
オープニングの長回しは皆書いてる通り心掴まれる感じで導入として素晴らしいな。

それでもこんくらいのスコアに落ち着くのは、ダニエルクレイグより前のコミカルな要素が徐々に増えてきてるからやねんな。
往年のファンは逆に上がってくるんやろけど、「カジノロワイヤル」「慰めの報酬」で「ダニエルボンドは今までとちゃうな」と嬉しくなった俺としては下がってくるんやなこれが。
前作「スカイフォール」からそのムードが漂い出してて好意的な声が上がる中密かにウーン…と唸ってたんやけど、監督続投の「スペクター」もやっぱりそうかぁと。
お話としては色々と慌てて風呂敷纏めて駆け足で終わらせにかかるような展開がイマイチやったかな、「スカイフォール」に軍配が上がる印象。

ま、「アデル」の顔とは全然違うレアセドゥ然り名優クリストフヴァルツ然り、ゴージャスな一本で満足や工藤。