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007 スペクターのねーねのレビュー・感想・評価

007 スペクター(2015年製作の映画)
3.5
ついにダニエル・ボンド4作目!
冒頭からガンバレルの復活に興奮が昂まり、ヘリコプターの死闘で一気に007ワールドへ引き込まれたかと思えば、サム・スミスの歌声で壮大な幕開けに胸が震え… 期待以上の魅力的なオープニング。

まず思ったのは、ぜひ過去三作を復習してから鑑賞に臨むべき作品ということ。
というのも、今回の『スペクター』は、ダニエル・ボンド最終作と言われていることもあり、まさに過去三作の集大成そのものだったから。
まさかのあの人が登場したり、意外な過去との繋がりがあったり… 「ヴェスパー」「スカイフォール」「ル・シッフル」など、ファン心を揺さぶる単語が次々に登場する。
(『スペクター』という名称も、007史上30年ぶりの登場らしいですね。)
むしろ観終わってから、また全部観直したくなっているはず(笑)

そしてとにかく、全体を通して画が美しく重厚で芸術的!(レア・セドゥと列車内でシャンパンを交わし合うシーン、とても美しかった)
けれどもちろんそれだけではなく、ダニエル・ボンドの過去を上手く絡めながらも、二時間半の尺を存分に使い切り 今まで以上にアクションシーン満載!
前作スカイフォールでは列車の上でのアクションが印象的だったけど、今回は…。
また冒頭のヘリコプターシーンも、あんな群衆の頭上でどうやって長回しで撮ってるんだろうと目が離せなかった!ボンドシリーズはいつも色んな街が出てくるけど、今回のメキシコの死者の祭も、色とりどりでオープニングのワクワク感にぴったり。

もちろんキャラクターたちも見所のひとつで、大好きなQも前作よりアクティブに動いていて心掴まれたし、レア・セドゥの勝気なボンドガールも、見目麗しかったなぁ…
やはりジュディデンチがいないのは寂しいけれど、そのぶん他のキャラクターたちがいつも以上に活躍してくれてたなという印象!

まぁ個人的にはなんだかんだで『カジノ・ロワイヤル』が傑作だと思ってるので、それを超える期待はしていなかったけど、
全三作の締めくくり、そしてダニエル・ボンドのお別れとしては 相応しい作品だったんじゃないかなと思う。
ダニエルが見れなくなっちゃうのはとても寂しいけれど… 次回作から誰がボンドになるのか、今から既にドキドキです!!