人は幼少期の時に親にどう育ててもらったかで、悪に進むか善に進むかが決まってくるのか…とブロフェルドにちょっと同情した今日この頃。
おそらくダニエルボンドの最後の作品であり、シリーズ最高傑作となったのではないでしょうか。オープニングも相変わらずセンスの塊で思わず「おお…」と言ってしまう美しさでした、そしてさらに美しいといったら今作のボンドガールのモニカ・ベルッチとレア・セドゥの二人。モニカ・ベルッチ演じる未亡人のルチアが妖艶な感じが出てて素敵でした。ただ一つ不満だったのがモニカ・ベルッチの出るシーンが少なすぎる！もっと出してメンデス監督！…さてこんな些細な不満はさておき、個人的に好きなレア・セドゥさん演じるマドレーヌは、妖艶未亡人のルチアとは正反対です。どちらかといったらパワフルな性格で、敵に向かっていくようなそんなタイプです。この二人の抜群の魅力が無ければこんな大ヒットしなかったと思います(断言)
