だいざる

007 スペクターのだいざるのレビュー・感想・評価

007 スペクター(2015年製作の映画)
5.0
はじめに
観終わって友人と語り合った後の熱量をそのままレビューに持ち込んでいるため、お見苦しい点が多々あるかと思います。ご了承ください。
でもどうしてもこの軽いトランス状態のままレビューを書き記しておきたいと思ったので、目を血走らせながらスマホをフリックしまくっております。

ここからレビュー。

楽しかった!
もうとにかくこの一言に尽きます。
シリーズの中でもかなりエンターテイメント性の高い作品だったように思います。派手です。
冒頭のワンカット長回しを観た瞬間から、これはただならない映画になるなと確信が持てましたね。
そこからはヘリコプターの中での格闘シーンへと続いていく怒涛の展開で、一気に惹きつけられました。
ガンバレルシーンを冒頭に持ってきてくれた所も最高。
往年のファンの方の拍手が聞こえそうです。
ちなみに私の隣にお座りになられていたおじ様は「おぉ!」と喜びの声を上げておりました。
私も「よっ!待ってました!」と自宅で観ていたら言いたくなるシーンでした。
他にもにわかボンドファンの私ですら気づけるくらいにオマージュがあります。
腕時計の事とか、右目の傷とかですね。

それに、ダニエル・クレイグ版ボンドからファンになった方には嬉しいオープニング映像。心の中でヴェスパー〜!!!と叫んだのは私だけではないはず。
このオープニングからもわかるように、ダニエル版ボンドのストーリーは密接に繋がっていて正当な続編になっているので、前3作は必ず観た方が良いと思います。
過去作品の登場人物を観てお前誰やねん!って思ってしまうのはもったいないですし、ボンドが知るある事実の衝撃をわからなくなってしまいますからね。
前の3作品は観ないとダメ・ゼッタイ!

アクションシーンはそんじょそこらのアクション映画2、3本分くらいのボリュームがあります。(そのせいか上映時間も歴代最長。)
ギネスに認定された史上最大の爆破シーンが話題になっていましたが、いやはやとんでもなかったです。
振動と熱と匂いがスクリーンを越えてこたらにまで伝わってきそうなほどの破壊力ある映像でした。
他にも建物が爆破されるシーンがいくつかあり、そのどれもが見応えあり。
大規模な爆破シーンは失敗が許されないため、キャストもスタッフも準備に準備を重ねて臨んでいるわけで、そういう背景を思うと爆破シーンは涙腺が緩む。
感動と興奮をありがとう。

今作のボンドガールはレア・セドゥとモニカ・ベルッチ。
レアなセドゥの物憂げな瞳と凛とした佇まいはやっぱり綺麗ですし、演技も凄い。そしてなによりオーラが凄い。
今後彼女に脇役は難しいだろうなぁと思いましたね。
冷たく銃を構えたかと思えば、デレてボンドに抱かれる。色気も半端じゃない。
ただならぬ雰囲気を纏った素敵な女優さん。今でも十分知名度も人気もあると思いますけど、今後も期待大ですね。

「イタリアの宝石」と呼ばれてきたモニカ・ベルッチももう50歳。
今でもお美しい。ミステリアスな雰囲気と扇情的な肢体がたまりません。
大人の色気むんむんです。出番が少なかったのは残念。
うちの親と2つしか変わらないとか、信じられん。

キャストの話といえば、映画を観終わって友人とシアターを出て最初に交わした言葉は「Qめっちゃ出てたね!!」でした。
ボンドでもボンドガールでもガンバレルでも爆破シーンでもストーリーでも悪役でもなくQの話。
出番激増です。
世の中のベン・ウィショーファンはサム・メンデスにお礼を述べたい気持ちでしょう。ありがとうございます!眼福でした!
映画鑑賞後ベン・ウィショーの出演シーンの話だけでも1時間以上もしてしまって、私の頭の中もその事ばかりです。
今夜夢に出てくるな、きっと。

きっとダニエル版ボンドは今作がラスト。サム・メンデスは今作でやりたい事を全てやったでしょうね。
とにかく観客を楽しませたいという気概が感じられました。レビューの冒頭でも述べましたけど、エンターテイメント性はかなり高いです。
作品全体を思い返してみて『カジノ・ロワイヤル』を超えたかと聞かれれば首を横に振りますが、シリーズ中で1番「楽しかった」ことは間違いないです。
きっと今年の劇場鑑賞は今作がラストなのですが、最後の最後に良い映画を観ました。

めちゃくちゃ書きましたね。色んな意味で。
落ち着いたらまた書きなおそうかな。

1日仕事してそのあと映画館で2時間半の映画を観た後なのにお目目ぱっちり、脳内スパーキン状態です。
今夜眠れるのか心配になる程興奮しております。
それぐらい楽しかった〜!!フォーーー!!!←素面です。