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007 スペクターのchakoのレビュー・感想・評価

007 スペクター(2015年製作の映画)
4.2
やっと観に行けました、最新作!

興奮のあまり、以下長文なのでご了承を。

冒頭でのガンバレル復活からおぉぉ!と一気にテンションUP!と思ったら、登場からガイコツ仮面の下からきらりと光るブルーアイで私はすでに気絶寸前!
異国情緒漂うメキシコシティでの「死者の日」に始まり、ローマ、オーストリア、タンジュールと今回もボンドは世界を駆け巡ります。

オープニング、Sam Smithのしっとりとした歌声と儚いメロディーに酔いしれ、もしやこれは○○の…!?と思うような過去作からのオマージュも満載。シリーズの中でも「ロシアより愛を込めて」と「女王陛下の007」が好きな私は大興奮でした。
あと、ボンドがネズミ相手に話しかけるのはコネリーさん以来?

そして今作の二人のボンドガール
一人目は、"イタリアの宝石"ことモニカ・ベルッチ様!
過去最高齢でボンドより年上ボンドガールだけに、ベルッチ様にはボンドをビシバシ痛めつけてくれる事を密かに期待していたのですが・・・未亡人(なりたて)で傷心中だからビンタ一発だけなのは仕方ないとして、思っていたより登場シーンが少なくて残念。とは言え、51歳とは思えない美しさに圧倒されました。

それから二人目のレア・セドゥ
もうね、美しすぎるし可愛いすぎる!しかもマドレーヌ・スワンって、名前からしてお洒落で美味しそうじゃないですか♪(笑)
銃を手にすると女スナイパーのように様になって逞しいし、かと思えば恐怖に怯えたり。そしてあの物憂げな瞳。あんな綺麗な涙を流す人を初めて観ました。
オールホワイトコーデにブロンドロブがまた似合いすぎてて、濃い目でもナチュラルメイクでも似合うなんて・・・つまり、元の素材が良い人は何でも似合うということね。
前作「スカイフォール」ではボンドガール不在(もしくはM?)な事もあり、ボンドがボンドガールの手を取っての逃走劇やラストシーンにはこれぞ007!待ってました!と言いたくなるような本来の007らしさが出ていたのも良かった。

そしてM、Q、マネーペニーも大活躍! 
中でも00部門消滅の危機に陥る中で、
「"殺しの許可証"は"殺さずの許可証"でもある」というMの言葉は胸に響いたし、Qの改造したボンドカーはもちろんのこと、ウィショーさんの可愛さも倍増!椅子に座った時の内股加減やちょっと危なっかしい所とか、Mと新登場Cの後ろでPC相手に奮闘している時なんてもうヒヤヒヤでしたよ!だってM(as レイフ・ファインズ)とC(as アンドリュー・スコット)って言ったら、ヴォルデモート(ハリーポッター)とモリアーティ(SHERLOCK)の二大悪!!
その後ろにか弱いウィショーさんて・・・何なら"アバダケダブラ"飛んでくるんじゃないかと思いましたよ!!

復活したスペクターとボンドの繋がりやら気になる所はありつつも、これが最後とも再出発とも取れるような結末にダニエル版ボンドの集大成としては良かったのではないかな。ダニエル本人はこりごりみたいだけど、欲を言うなら私はまだもう少しダニエルボンドを観てみたい。

ちなみに今回は007をこよなく愛する映画友達(79歳のおじいちゃん。笑)と一緒に鑑賞。私は007を語りつくせるようなコアなファンでもないしリアルタイムで観続け、007と共に人生を歩んできたようなおじいちゃんからすればペーペーではありますが、過去のシリーズを復習しておいた分、楽しめて良かった。
そして、コネリーボンド好きで見た目はムーアさんのように優雅なおじいちゃんは、若すぎると思っていたQの事を
「若者の力は凄いね。恐れ入ったよ!ほぉっ、ほぉっ、ほぉー♪」
なんておっしゃってました(笑)