あーさん

007 スペクターのあーさんのレビュー・感想・評価

007 スペクター(2015年製作の映画)
4.0
新しいものにチャレンジ第6弾
(ファイナル)⁉︎

まだ上映中の作品なのであまり詳しく書けないし、オマージュなどを含め詳しいレビューは他の方がされているのであくまで感想…。

まず劇場で観て良かった!画面の大きさが違うとアクションの伝わり方が全然違う!テレビやDVDでしか観られなかったのでその点は映画館がベストだと思った。

メキシコのお祭でのヘリのシーンやローマのカーチェイス、列車の中での格闘。。見所は満載!そして今作ではQとメカが大活躍!!更にハイテク007になっている。旧Mがいなくなって寂しいが新しいM役のレイフ・ファインズもなかなか渋くて良い感じ。。

ボンドガール…レア・セドゥを褒めている方多いが私はどちらかというとモニカ・ベルッチの寂しい未亡人の方が魅力的だったかな。引き止めるモニカ演じるルチアに向かってボンドの「I must go.」のセリフにはしびれた…!ちゃんと最後まで彼女を守ってるし。レア・セドゥは綺麗だしチャーミングだけど若すぎてボンドガールという感じではないような気がした。ヴェスパーの印象が強過ぎて…ボンドは前に進んでいるのに私が忘れられていない。。

それから今作出番の多かったQやマニーペニーの出てくるシーンはアクションを忘れてしばしホッとできる所。和む〜
逆にアクティブに暴れてくれたサブ悪役ヒンクスのシーンは痛かった〜。目、目が…。クリストフ・ヴァルツ演じるオーベルハウザー→ボンドの拷問シーンもこれまたえげつなかった…。

ところで今回のテーマ、題名にもなっている「スペクター」。直訳だと幽霊とか亡霊という意味だが、ボンドにとってのスペクターとは…?タコの足のような過去に絡みつかれ、嵐の中を漂う凧のように翻弄されるボンド。結果的に今まで出会った人達との間に起こった出来事全てがボンドが自分のルーツを探す旅になっていた気がする。
ここからは本当に私的な思い。。
ボンドはかっこよく描かれているけれど、やはりその世界は暗くて
深い。表向きは人道的であるはずの機関が裏で弱者を搾取しようとしていたり、各地でテロが多発、一歩間違えると世界規模の戦争になりかねない。。考えただけで恐ろしい。ヒトラーもそうだが元を正せば個人の劣等感や嫉妬が社会情勢の悪さと連動して大きく世界を負の方向へ巻き込んで行った。
娯楽作品としても成功しているが、実はテーマはとても大きいように思った。。

続編はあるのだろうか?
ラストが微妙だったので何とも言えないが、あと一作くらい観たい気もする。ダニエル・クレイグ、、続投は大変かな⁈