まっどまっくすこーじ

007 スペクターのまっどまっくすこーじのレビュー・感想・評価

007 スペクター(2015年製作の映画)
4.6
ダニエル・クレイグの「007」最新作。

ダニエル・ボンドをIMAXスクリーンで初鑑賞!!
最初に結論からいうと、本作を「IMAXで観る価値は… あります!!」(by どこかの研究員)

ダニエル・ボンドでは初めてガンバレルシークエンススタート!!

アヴァンタイトルは長回しから始まります。
最近、長回しの演出が増えてきた気がしますが本当にワンカットでやってるのもあれば、プレーンイットを使ってワンカットに見えるよう編集したのもあると思います。
そういう技術的な進歩も凄いとは思いますが、やはりそういう演出ではセンスが必要だと思うんですよね。

本作のそのセンスには好感が持てました。
ちょっと不気味な「死者の日」祭りの雑踏を睨め回したカメラが特定の人物を捉えてからはスタイリッシュに移動していき、最後はボンドがミッションを開始するという感じです。

欲を言えば、どうせならもう少し長くしちゃっても良かったんじゃないかという気もしますが、まあ監督がそこでメリハリをつけたかったのだろうな、と解釈してます。

さて最初のアクションでボンドが手に入れる指輪がキーアイテムになっていきます。
指輪にはあの紋章が…

オープニングクレジットにはなんとも妖艶(?)な脚…いや足?
そしてダニエル・ボンドの過去作の登場人物が…
本作のテーマソングはUKの超新星シンガー、サム・スミスが歌う「Writing's On The Wall」
若いのにいい雰囲気出してるなぁ…

さて、007の独断ぶりに業を煮やした新Mはボンドを謹慎させますが、実は前Mの遺言で動いていたボンドはローマに潜入する。

ローマではモニカ・ベルッチを「Bond... James Bond」で口説き落とし、秘密組織の会合に潜入する。
予告編に出てくるシーンはここら辺りになりますね。

またローマでは007シリーズ史上最高経費がかかったであろうカーチェイスが…

ボンドが乗るのは、この映画のためだけに10台だけ造られたアストンマーチンDB10!!
一台5億5000万円也。
撮影にこれを8台使用。
(残る2台はプロモーション用)

追いかける秘密組織の殺し屋ヒンクスが乗るのはジャガーCーX75!!
これもコンセプトカーなので売ってないマシンですが、ウルトラスペックを誇ります。

スーパーカーファンには堪らないカーチェイスですよ~!!( ☆∀☆)

さて、 「カジノロワイヤル」で敵だったMr.ホワイトの居場所を突き止めたボンドですが、今度はホワイトの娘を助けるという展開になっていきます。

その娘、マドレーヌから秘密組織の名前を聞く。

「SPECTRE」…

往年の007ファンの方には背中がゾクゾクしてしまう響きを持つ言葉だと思います。

大人の事情でずっと出せなかったスペクターですが、007の宿敵といえばやはりスペクターでしょう。

そのスペクターの首領といえばブロフェルド!!
そのブロフェルドを演じるのはクリストフ・ヴァルツ!!

もうヴァルツといえば、タラちゃん映画「イングロリアス・バスターズ」と「ジャンゴ」の2作品でオスカーを獲ってますからね~♪(≧∇≦)
安心して観ていられます。

ボンドガールのマドレーヌを演じているのはレア・セドゥ。
「ミッション・インポッシブル / ゴースト・プロトコル」での女殺し屋が良かったなぁ…

そういえば「イングロリアス・バスターズ」にも出てたんだっけ…
ということはヴァルツと共演済みだったのか…

今回はQがたくさん活躍してくれます!!(≧∇≦)
Qが現場に行くこと自体珍しいと思うのですが、よその国に行ってるボンドのところにまで駆けつけますよ~♪

Qを演ってるベン・ウィショーも「ゼロの未来」でヴァルツと共演済みだった…
恐るべし、ヴァルツ!! (←何が)

ということで(←何が)
敵はスペクターだったということで、昔のブロフェルドのオマージュも期待しますよね。

右目のキズは? とか、白いペルシャ猫は? とか、いろいろ期待しちゃいますが、あとは是非ご覧になって確かめて頂きたいと思います!!

他にも様々なオマージュと受け取れる演出がありますが、詳しくは007の超ファンのユーザーさんのレビューを是非ご覧になって下さいませ!!(≧∇≦)

本作もサム・メンデス監督が前作「スカイフォール」から続投でメガホンをとっていますが、撮影監督はホイテ・ヴァン・ホイテマになっています。

ホイテマさんが撮った作品では、ノーラン監督と組んだ「インターステラー」が圧巻です。
あとは「裏切りのサーカス」も良かったなぁ…

最後にレビューの最初に書いた結論の理由を。

本作では派手な演出が多いと思うのですが、そのなかでもスペクターの秘密基地や旧MI6のビルの爆破シーンは凄かったです!!( ; ゜Д゜)

特にスペクターの基地の爆破シーンは大量の燃料と火薬を使っていて、「映画史上最大の爆破シーン」としてギネス世界記録に認定されたそうです!! (Wikipediaによる)

それらの派手なシーンがIMAXスクリーンとサウンドシステムにより、迫力満点で楽しめます。

久しぶりにエグゼクティヴシートで観ましたが、造りの良いはずの椅子が振動でブルブルしてました!!(;゜∇゜)

本当にスクリーンで観られて良かったなぁ…
そう言い切れる作品でした。

ダニエル・ボンドはまだ続くのか、それとも…

ただ、ひとつだけ確かなのは…

「James Bond will return」!!