キャッチ30

007 スペクターのキャッチ30のレビュー・感想・評価

007 スペクター(2015年製作の映画)
3.9
シリーズ24作目にて映画館での初の鑑賞。

今作でも前作と同様に親と子の関係を裏テーマとして描いている。ボンドの育ての親であり、オーベルハウザーの父親とボンド、オーベルハウザー。ミスターホワイトとその娘マドレーヌ。この両者の親子関係がそれぞれ幸福だった時もあれば、破綻しているという点で興味深いものがある。

難を言えば、ボンドガールの一人であるモニカ・ベルッチの出番が少なかったことだろうか。僅か数分の出演でこのビッグなキャスティングとはもったいない気がした。確かに色気はあるが、その他の魅力がもっと欲しかった。

最後に、クレイグボンドの集大成として製作された本作。本作で最後か次回作まで継続かは本人の意思だが私は今作で最後の方に一票を投じたい。物語に一応の決着が着き、クレイグ本人の肉体の限界を考えると中途半端に出演するよりも綺麗に身を引いた方が良いと判断したからだ。