TOHOシネマズ流山おおたかの森にて鑑賞。
メキシコ、「死者の日」の祭典で敵を倒したジェームズ・ボンドこと007(ダニエル・グレイグ)、その敵から奪った指輪にはある紋章が刻まれていた。
ロンドンに戻ったボンドはM(レイフ・ファインズ)の秘書マネーペニー(ナオミ・ハリス)からボンドの生家である「スカイフォール」の残骸から発見された遺留品を渡される。そこには幼いボンドと1人の男性、そして、奇妙に燃え潰されたもう1人の人物が映っていた。
指輪の紋章の意味を探るため、そして出生のルーツを知るため、各国を巡るボンドがたどり着いたのはある組織「スペクター」だった。
※ネタバレしてます
やっと、見れた〜、007最新作!!
冒頭から待ってました!!クレイグ版ボンドでは初のガンバレル・シークエンス!!
ここだけでこの作品は今までのボンド映画の要素をふんだんに取り込んでるのが見受けられるなぁ。
冒頭はメキシコの「死者の日」の祭典シーンなんだけど、雰囲気やっぱ好きだなぁ。今年はブック・オブ・ライフ」もそうだけど、「死者の日」関連の作品はハズレなしだわ。
ここで、ボンドが敵の取り引き現場まで出向き、射撃の準備をするまでが長回しなんだけど、これから何か起こるぞ!!って感じが出てて、最高にクール!!
敵を襲撃した後、逃げる敵を追って、乗り込むヘリコプター内での戦闘シーンも、そのヘリコプターが広場で飛んでいるので、中でただでさえ狭いのに加えて上下左右に動き回るもんだから、見たことない絵であると共にどうなるかわからない緊迫感が出てて、すごく引き込まれた。
なんとか、敵も倒し、敵から奪った指輪、そこに刻まれる紋章からの…
ドーン!!オープニング!!
そして、サム・スミスの歌う主題歌「Writing's On The Wall」!!
か、かかかかかかカッコイイーー!!
相変わらず、オープニングの入りが抜群だなーーー!!
というわけで冒頭からテンションがガンガン上がる中で、今回の敵はスペクター!!
そのボスオーベルハウザー(a.k.a…?)を演じるのはクリストフ・ヴァルツ!
今回も不敵な笑みの悪役顔が強敵臭プンプン、ボンドが忍び込む集会シーンでの実は気づいてるんですよシーンも今まで安全圏だと思ってた分、ゾッとした。
ただ、終盤でのボンド映画ファンへのサービス込みの変貌振りは個人的には大変好きなんだが、物語的には現実感が一気に薄れて、キャラ化した感があるのでどうなんだろう?
ボンドガールはモニカ・ベルッチとレア・セドゥ!
モニカ・ベルッチはちょい役なんだけど、熟年の色気を醸し出しててグッド!!そして、レア・セドゥはやっぱ可愛いなぁー!!このブスッとした感じがまたイイ!!
今回はレア・セドゥの色んな面、そして、色んなファッションが見れる分、魅力がいつも以上に溢れていた!!
そして、この作品の顔、ジェームズ・ボンドを演じるのほダニエル・クレイグ!!今回はシリアス一辺倒ではなく、茶目っ気もたっぷりなんだけど、強面のダニエルがやると…
う〜ん、セクシーーー!!!
熟年のウィットに富んだ余裕感が出てて
こりゃ、モニカもセドゥも抱けるわ!!
というわけで二時間以上あるんだけど、演じる役者とホイテ・ヴァン・ホイテマによる抜群な絵作りによってあっという間だった…。
世間だとスカイフォール越えならず…といった声を聞くが、俺はこっち推しだなぁ。
最後に「BOND WILL RETURN」の文字が出てる分、続編も期待大!!
個人的にはもっとクレイグ版ボンドが観たいので、クレイグさん、やりたくないとか言わないで、やってくれーー!