デンチさんの遺言を執行するためにメキシコで大暴れしたボンドくんは、悪の秘密結社の会合にたどり着くが、その首領は死んだはずの因縁の相手であることを知ることになる。オープニングのタコのシルエットが微妙な気持ちにさせる。ダニエル・クレイグ版だけ何度も見て予習してるファン向けなのか？前3作のストーリーラインを継続しつつ、旧作の設定を混ぜてくるので若干混乱する。終盤に突如博愛に目覚めるボンドくんだが、秘密基地にいたブロフェルドの猫の行方を考えたことはあるのか？と言いたくなる。ラストシーン、えっ？もしかして山にドライブに行くの？ってなるけど、これもモヤモヤする。見所は冒頭のメキシコの死者の日のパレードの長回し。確かにリッチだがお約束なので新味はない。クレイグボンドは脇のキャストが豪華。いい役者をたくさん出してる。
2018.9.23 スターチャンネル(録画)(吹替)
