カッシー

マッドマックス 怒りのデス・ロードのカッシーのレビュー・感想・評価

5.0
スコア5以外つけるとヴァルハラに行けない気がする笑

上映終了後も興奮が収まらず"なんだこの映画は⁈"としばらく頭から離れませんでした。

ストーリーが一直線というよりむしろ極限まで磨き上げられた物語なのではないでしょうか。マックス、フュリオサ、ニュークス、5人の妻たちが繰り広げる死闘は"生きるということが持つエネルギー"というメッセージを最大限に観客に伝えているのだと思います。

制作過程で紆余曲折がありながらも徹底的な作り込みが随所に見られ本気でこの映画を作ったのだという気概が感じられます。
魅力に溢れるキャラクターや車、世界観もさることながら僕がすごいと感じたのはサウンドデザインの部分です。エンジンの爆音や銃声を生かしつつ、ジャンキーXLのメタルなぶっ飛んだサウンドトラックが要所要所でしっかりとスクリーンで起こっている状況とリンクしているのが本当にすごい!
なかでも今作で一番好きなシーンが上映開始から1h35mあたり、マックスがウォーリグの後ろに刺さった銛の鎖を切断しジョー軍の車がまとめてクラッシュし一瞬音楽が落ち着いた次の瞬間、"デーン、デーン、デン"と再び鳴り響く音楽とともに"棒飛隊/Pole Cats"がブランブラン揺れながらウォーリグに近づいてくるあのシーン!(伝わりづらい笑)
構図、音楽、アクション、絶妙な間、すべてが完璧に噛み合った最高のシーンです。

話題作が多かった2015年公開作の中でも特に輝きを放っていた今作。劇場で観ることができて幸せでした。

残念ながら話題なっているブラッククローム版は映画館で観れなさそうです(T-T)