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マッドマックス 怒りのデス・ロードのsoffieのレビュー・感想・評価

4.0
2015年劇場公開

元祖マッドマックスのメル・ギブソンから主役はトム・ハーディに替わっているが話の内容は変わっていない。

今までレビューを書いた映画はどれも面白かったけど
この「マッドマックス 怒りのデスロード」の
炸裂するバトルシーン、
命懸けの逃走、
資源の枯渇した地上で生きるためのサバイバル戦争は
全編目が離せない究極の世界観だ。

メル・ギブソンの「マッドマックス」と「北斗の拳」が好きだった私にとって、さらにスタイリッシュに仕上げられた本作は、日頃のストレスを忘れて別次元のアトラクションに引っ張り込まれたような感覚になった映画(最高に面白かった!)

時代背景も、主人公の立場も、主なキャストも風景も殺伐としているのに世界観の完成度が高いので究極のバトルゲームをやっているような感覚で見てしまう。

そして、シャーリーズ・セロン演じるフュリオサと悪の権化ジョーの嫁達のキラキラした美しさが眩しい!😻

水とガソリンと緑がほぼ無くなった地上で資源を支配する者が、全てを制する。
家族を亡くしたマックスが流浪の旅の途中でジョーの配下に拘束されて輸血用の奴隷となる。

一方、ジョーの軍団の女隊長フュリオサはガソリン調達のために砂漠に出るが、実はジョーの子供を産むために捕まっていた美しい娘達と一緒に故郷の「緑の地上」に脱走を企てていたが、途中で脱走がバレてジョーの配下と谷や山を縄張りとしているの別の集団にも追いかけられる。

ひたすら逃げて、そしてさらに逃げて、行って帰ってくるだけの話なのだが。
その逃走の間に起こる追撃のバトルが
「キャー!!キャー!!」言いたくなるくらい凄い迫力。

この映画の監督ジョージ・ミラーは元祖マッドマックスの監督でもあるが、アニメ「ハッピーフィート」のかわゆいペンギンちゃんの映画や、心温まる「ベイブ」の監督でもある。
あんなに可愛い動物映画を制作する一方で、こんな「怒りのデスロード」も制作できちゃう頭の中とそのセンスってどうなってるんだろう!?!?

アカデミー賞10部門にノミネートされて6部門受賞した傑作。

イケメンの俳優さんも出演していたが(ニコラス・ホルト)真っ白塗りで最初誰だか分からなかった!

物凄く面白かったのできっとまた観る映画。

フュリオサと一緒に逃げて、マックスと一緒に車の正面に括り付けられ、砂漠の中を爆走する絶叫の120分間!!

美女って薄布巻き付けてるだけでも、めちゃめちゃ綺麗✨

ちなみに「ジョーの花嫁達」の中で金髪で一番目立つ美女はモデルのロージー・ハティントン・ホワイトリー
「トランスポーター」のジェイソン・ステイサムの妻。
この映画の時はまだ結婚してないが、トランスポーターで稼いでこんな美女を妻にしたのか羨ましい…。
ロージーのInstagramには夫婦仲良く自粛中に砂漠のオアシス「AMAN」に滞在している写真も載っている。

TwitterのRTで知ったネタで恐縮だが、この撮影中ニコラス・ホルトはシャーリーズ・セロンから編物を教えて貰って待ち時間延々と編物にハマったそうです、カワイイね。
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