少林36房

パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊の少林36房のレビュー・感想・評価

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現在、フィルマークを記録のみで利用している者ですが、今回は少しだけ感想を書かせて頂きます。

ただ、“パイレーツオブカリビアン最後の海賊”の作品内容の感想ではなく
Screen X上映についての感想を書きたいと思います。

Screen X とは正面のスクリーンだけではなく、上映室の左右の壁にも映像が映し出される“三面マルチスクリーン”という上映システムで、日本では7月1日から東京都の“ユナイテッドシネマお台場”で営業を開始しました。
自宅から歩いて行ける程すぐ近所ということもあり、早速試しに行ってみました。

まず、左右側面の映像ですが映写されるシーンと、何も映し出されないシーンがあります。
今回、観た“パイレーツオブカリビアン最後の海賊”の場合、全シーンの内、左右側面に映写されるシーンの割合は35%程度に感じました。
観賞前に全シーン左右側面に映写されるものかと勝手な期待をしていたので正直、ガッカリしてしまいました。

あとscreen X による効果で一番面白いと思ったのは、カメラ(映像)がローリング(回転)するシーン。
左右側面に映像が映った状態で、時計回りでも反時計回りでも映像がローリングすると、まるで自分達や上映室が回転したり傾いたりしている様に錯覚を起こします♪
昔、遊園地によく“ビックリハウス”というアトラクションがあり、その中に入ると周りの景色等がグルグル回転し、まるでその設備ごと自分達が転がっているように錯覚するというものでしたが、
アレと同じ様な効果が生まれて大変面白いと感じました。

結論、4D上映と同じで作品によって満足度に大きな差が出てしまう上映システムではないかなと感じました。
ちなみに、今回のパイレーツオブカリビアン最後の海賊でのscreen X 観賞についてはイマイチかなぁ・・・と。

Screen X 上映での効果がもっと高い作品の登場に今後、期待。

2017年7月に映画館で観賞
(スクリーンX 上映にて観賞)
少林36房

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