バルボッサのための映画。
この意味は劇場で確認してください。
今作はパイレーツ初見の人向けではないので、少なくとも生命の泉以外の3作品は観た方がいいです。
その理由としてはウィル・ターナーとエリザベス・スワンの息子が初登場し、ジャックと彼の今回の旅の目的は父ウィルを呪いから解放するためのものであるからです。 また最初に言ったようにヘクター・バルボッサが今作の重要な位置を占めるので同時にバルボッサのことも知っておく必要があります。
今回の敵は珍しく海賊ではない点が新しいですが、全シリーズを通してのパイレーツらしさは健在ですので安心して楽しめます。
ジャック・スパロウの過去が明かされる!というような宣伝文句を目にしましたが、その点では詳細に明かされるわけではないのであまり期待しない方がいいです。
今作は他シリーズに比べるとストーリーが単純で特に何のひねりもないため、最後はあっさりだなと感じてしまったのが少し残念ではありますが、そこをバルボッサが全部持っていったのでパイレーツ史ではかなり重要な作品になっています。
最後に、エンドロール中に早々に帰るのはNGです。