slow

パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊のslowのレビュー・感想・評価

1.3
やってはいけない
「悪役」の描き方。
ーーーーーーーーー
パイレーツシリーズは
話がブッ飛んでても
なんだかんだ面白かったけど
本作は肝心の"お話"が
よく見えない…。

向かうべき"最終目標"は
冒頭で示してあるのに、
ストーリーの大部分が
それとは関係のない話で進む。

行動目的の違いから、
仲間同士が喧嘩するのは
いつもの流れだけど
皆の抱えるドラマの主張が強くて
本題はどれなのか、
どのお話に集中すればよいのか
頭が困惑した…(ー_ー;)

一番最悪なのが、
子供向けに配慮してか
今回の悪役は
かなりカッコ悪く描かれている。

ちょくちょく恐ろしさを
アピールはするけど、
すぐスパロウにしてやられたり
一作目の海中行進を
オマージュしたような
海面ダッシュも
シュールな光景になってしまい
「笑い」を呼んでしまってる…。

それは一作目からの敵役・
バルボッサも同じで、
女装したようなダっサい格好と
気持ち悪い化粧で
優しいキャラじゃなかったのに
突然善人になってしまったら
それはもはやバルボッサではない。
バルボッサのそっくりさん。

一作目から伏線はっとけば、
バルボッサを好きに
なれたかもしれない……、
バルボッサに
泣いたかもしれない……、
が、 前作を何度見ても
バルボッサはやっぱり
クソジジイだった…。

そもそもメインとなるべき話が
前作の誰もが知ってる
人魚伝説とちがい、
「槍さがし」という
いまいちパッとしないもので
そこにたどり着いても
想像と違うのがでてきて
槍の存在感が小さくなるという…
お話に関心を持たせる"強さ"がない…。

途中で唐突に挿入される
スパロウ結婚のくだりも
スパロウ少年のくだりも
やたらグダグダで長く、
スパロウいなくても
成り立つ話にも思えた。

ウィル関連のお話に
救いを与えるために
作ったんだろうなとか、
一作目キャストメインで
ほんとは作りたかったけど
大人の事情で断念して
似たようなキャラを出して
別のストーリーを
強引に組み上げたのかなとか、
色々想像つくほどに
今までにないほどの
ガッタガタのストーリーだった…。

ただ、サメモンスターと
動く石像にはテンション
上がったので
これからもシリーズ作るなら、
モンスターてんこ盛りにしてッ!

ヨロシクでござる★-(ゝω・*)人‼