千年女優

バイオハザード:ザ・ファイナルの千年女優のレビュー・感想・評価

3.5
ラクーンシティ地下のアンブレラ社施設ハイブでのT-ウイルスによるバイオハザード以来、アイザックス博士やウェスカーらとの戦いを繰り返してきたアリス。このバイオハザードの裏にある恐ろしき陰謀が明らかになる中、AI「レッドクイーン」の言葉を信じて抗ウイルス剤求めハイブでの最後の戦いへ挑む彼女を描いたシリーズ最終編です。

監督ポール・W・S・アンダーソンと主演のミラ・ヨヴォヴィッチの代表作となったカプコンの人気サバイバルホラーを原作とするシリーズの第六弾にして最終編となる作品で、そのコンセプトに忠実な敵と味方のメインキャラが激突するラストバトルとなっていて、前作までの中島美嘉に代わりローラが日本向けにキャスティングされています。

前作までゾンビをエッセンスにした女性アクションへスタイルチェンジしていましたが、ハイブに戻る物語と同様に原点回帰してアンデッドの出番やホラー感が増しており、それが乏しかったバトルやキャラの死亡描写のバリエーションに彩りを与えています。結局一番印象的なのはレーザートラップなのも含めこのシリーズらしい完結編です。
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