緩急の"緩"が完全に抜け落ちた、急斜面急降下映画です。
その結果、派手さのインフレが発生してしまっており、騒がしい割には記憶に残るような場面の無い、印象の薄い作品になってしまいました。
ジェットコースタームービー的と言えば聞こえは良いですが、ジェットコースターと言えども昇っていく時の焦らしや速度の変化が無いと面白くないですよね…。
4DXで観たんですが、そう言う意味では4D向きの作品だったかもしれません。4Dだと過剰がさらに強調され、あまりのやり過ぎ感に笑ってしまいました。
ところで、ローラが出演したことでも注目を浴びた本作ですが、まあ皆さんの予想通り、もんのスゴいチョイ役でびっくりしました！
1年前にはキスシーンもあってうんぬんって本人が言っていたことから、恐らく出演シーンが大幅カットされたのかと。
(ローラファンとしてはローラが観たかっただけなんですが…)残念！
