真田ピロシキ

バイオハザード:ザ・ファイナルの真田ピロシキのレビュー・感想・評価

1.1
不当な誹謗を受けているローラへの支持を表明するために見ました。この映画シリーズは1以外大っ嫌いです。聞いた話によると前作と全く話が繋がっていないそうですが見ていないのでその点は問題になりません。どうせくだらん話だろうし。ついでに言うとTVは受信すらしていないのでローラの事も名前と顔以外はよく存じあげません。

今回も原作ゲームのリスペクト精神が感動的でドラゴンが出てきました。自分のやった限りではゲームで見た覚えはありませんが、アンダーソン監督はバイオハザードなんて狭い枠には留まらず後に実写化の決まったモンハンをも先取りしてカプコン全体をフォローしているのかもしれません。ストリートファイターやロックマンも出して欲しかったですね。アクション映画としても変わらないクオリティでスタントなんて小賢しいとばかりにカット割りで演出をし続ける。しかも画面が暗くて見えなくて、一応ゾンビ映画なのに血は全く出ない。スーパーソルジャー アリスは序盤だけで3回も単純なトラップに引っかかる人類の救世主(笑)ぶりを披露。このシリーズが6本も作られたの後世の映画史にはミステリーになるかも。

超絶無能企業アンブレラの目的を何とか説明しようとしていて要約すると「テロや温暖化とかでこのままじゃ人類絶滅するから資源とインフラだけ残して人口を調整しよう」とジョラーモーモントが言ってくれます。このアホ、ドラカリスして燃やしてまえよ。これで富める者の楽園が訪れるとは思えないのですが所詮アンブレラの考えることなので真面目に取り合うだけ無駄です。こんな人類ならゾンビと大して変わらないからどうだっていいですよね。

あ、ローラは特に活躍もなく死んでゾンビにすらなりませんでした。清々しいまでの日本人向けリップサービス。はーリメイクバイオ2面白そうですね。でもバイオ7もやりたいのにまだやってないんだよなあ。