ぶちょおファンク

思い出のマーニーのぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

思い出のマーニー(2014年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

序盤★4 中盤★4 終盤★3.5

想ひ出だったり、
月だったり、
雨の中の涙だったり、
卑屈で自分も他人も嫌いで、
厭世的で『誰からも愛される性格のヒロイン』ではない等々のテイストが好みでした。


惜しむらくは初期設定の
『喘息のため空気のきれいな田舎へ』
の空気の汚い都会が『札幌』て!!
確かに機能として札幌は都会やけど、
大阪のニンゲンからしたら札幌なんて空気きれかったですよ。。。
まあよしんば雪の降る都市でなければならないなら札幌という選択肢もありですが、
そこまで札幌である理由、説得力を感じず、違和感を最初に覚えた。

そしてエンディング曲が洋楽(英語)で、
まあヘタなタイアップ曲よりは物語に合ってて悪くはないけど、
荒井由実(70年代)楽曲の多い宮崎駿監督作品との明確な差別化として洋楽を選んだのか?
これが米林監督の美意識なのか?
選曲は音楽監督やプロデューサー等に決定権があったのか?
その辺は知りませんが、邦楽好きなんで洋楽かよ!っと少し思いましたけど、
数年に一度は観直したいと思える作品ですね。

2017年280本目