ねり

思い出のマーニーのねりのレビュー・感想・評価

思い出のマーニー(2014年製作の映画)
3.7
押し潰されそうな寂しさを抱えた少女たちの夏。
見終わる頃にはほんのりとした寂しさ と温かさで胸がいっぱいだった。

杏奈とマーニーの逢瀬(?)が
永遠に続けばいいなと思ったけど、
さやかちゃん達が引っ越してきてから
じわじわと夢の時間が終わりに向かっていって、
そして遂にマーニーの、優しく悲しい正体が分かったとき、
あんまりにも寂しくて泣いちゃった。
でも寂しかっただけじゃなく、求めていた安心感も生まれるような感じ。
これを知った杏奈は、強くなれるんだろうなって思った。

不思議な夢のお話だった。
中盤の夢見心地な感じ大好きです。

それから大岩さん夫婦、とっても好き。
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