rico

(秘)色情めす市場のricoのレビュー・感想・評価

(秘)色情めす市場(1974年製作の映画)
3.6
大阪あいりんで娼婦、というハードな設定。オープニングのドヤ街とか今でもカメラなんかまわしてたら大変な事になりそうな所でロケしててびっくり。
昔学校の課題で、カメラ持ちながら天王寺公園ウロウロしていただけで浮浪者の方に「ここでカメラ撮らない方がいい」と言われましたよ、、、(公園はまだ超ディープゾーンではない)

天王寺あいりん辺りは未だにこの映画にうつるエモーショナルがある場所だと思うし、まさしくそれがうつっている。
そんな地場に負けない力強さで表現している芹明香にヤラれてしまう。(喋り方は驚くほど気だるいのに。)
底辺の人たちの生き様が、濡れ場もうまく使われながら表現されきってる。
(そーいえば釜ヶ崎映画って太陽の墓場とかあったなあ)

後半パートカラーで垣間見える色んな大阪の街や、通天閣でのシークエンスもすんばらしいです。

でも私の中で「うちもああやったんや」の意味と、弟とつながってしまって何故弟とが自殺しなければならなくなったかが咀嚼できないままで、うーん、もうちょい考えてみます