ケンタ

ドロップのケンタのネタバレレビュー・内容・結末

ドロップ(2008年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

見やすいように作られているけど、全てが薄味…

ケンカのシーンはスピード感があり、まぁカッコいい。
だけど、痛々しさは一切なく喧嘩を競技や遊びの一つなの?と思う。

あんだけ殴られたり、凶器で叩かれたら、歯の一つは欠けたり骨が折れたりしないの?
数日経つとみんなケロッとしてる…

度々ヒロシが、達也の口ぐせを借りるが、挙句に最後に「人は簡単に死なねぇよ」って言うけど、お前はヒデ君の死を経てどんな気持ちで言ってんだよ…

ヒデ君の死に際も、あんな諦め早い父親いるかよ…瀕死時の処置の時間経過も無い。
心臓マッサージで肋骨折れてでも、電気ショックを胸を火傷してでも、下半身不随になろうとも生きていて欲しくないの?ウソでしょ…

ヒロシは喧嘩や友達や大切な先輩の死から何を学んで、どう変化したの?
起承転結の“転”が無い。

観てる最中はそこそこ観れるけど、観た後には何も残らない映画。

あ、赤城と加藤はあんだけ反抗して戦ったのに、まだ鬼兵隊抜けられて無いんだw(せめて鬼兵隊の特攻服着て行くなよw)
さらに7人+@で負けたのに、2人でだけ行くんだ…美学でもなんでもないただのバカ。
ケンタ

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