てらっきー

エクトプラズム 怨霊の棲む家のてらっきーのレビュー・感想・評価

3.6
どうやら実話がベースらしい





1987年
癌を患った息子マットの治療の為に病院近くの一軒家を借りることになったキャンベル一家

それほど裕福ではないので家賃が安いのは魅力的

しかし安いのにはそれなりの理由がある
実は、この家はいわく付きの物件だった…




B級ホラーなのかと思って借りたら意外としっかりしたオカルトホラーですw
系譜でいうと『悪魔の棲む家』系かな

オープニングから遺体と撮影した写真から始まり不気味さを煽る


地下室が気に入り自分の部屋にしたマット
開かずの扉があり、その向こう側にある部屋は実は…


霊力を高める為に使用した遺体に呪文を切り刻み、更には目蓋を切り取る映像は気色悪いです💦


脅かし方は古典的
窓ガラスや鏡に写り込んだり音で脅かしたり突然後ろに立ってたり
途中、ポルターガイスト現象も起こるのはどこかお得感もw
でもこれでこそホラー映画だと思う


エクトプラズムってゲル状だと初めて知ったw
ちゃんとした物体なんだ 笑っ
でもこの映像がそれほど無いし関連も感じられないのは残念


病魔に苦しむマットを見るのはなかなか辛い
常に心配しているママの気疲れも…


出演陣は一番有名なところで『キャンディマン』『ゴッドアーミー』のヴァージニア・マドセン。ママ役です

『シン・レッドライン』のイライアス・コティーズは一家を助ける神父役で

マット役はリメイク版『エルム街の悪夢』に出てた幸薄顔カイル・ガルナー


クライマックスに突如『シャイニング』になるマット 笑っ
その後、なんともオドロオドロしい光景が…(;・ω・)



特に真新しくもないオカルトホラーですがストーリーもトントン進むし家族愛も描かれてる
恐怖演出も好み♪

好きな人は好きなジャンルだと思いますよっ( ̄▽ ̄)b
てらっきー

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