麻薬捜査官フィルは潜入捜査に失敗、確保するはずだった容疑者を死なせてしまう。職を辞し、娘と田舎で静かに暮らそうとしたフィルだったが、娘が学校で諍いを起こしたことがきっかけで、麻薬を密造する悪党に目をつけられ、さまざまな嫌がらせを受けるようになる。いよいよ娘に危険が及んだ時、フィルの怒りが爆発する…というお話。
スタローンが自分のために書いた脚本がステイサム兄さんで映画化。スタローンらしく家族を守る強い男が主人公だ。展開は少しくどいがステイサム兄さんがぴったりハマっている。それより、普段は善玉を演じるジェームズ・フランコ、ケイト・ボスワース、ウィノナ・ライダーが揃ってホワイトトラッシュのクソ白人を演じているのが印象的だ。何もこんな役をやらなくても…という感じで、なんだか悲しくなってくる。逆に悪党専門のクランシー・ブラウンが割と良い警官を演じていたり、ヘンテコなキャスティングである。
