ねこたす

ブルックリンの恋人たちのねこたすのレビュー・感想・評価

ブルックリンの恋人たち(2014年製作の映画)
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まあなんとも日本の安いメロドラマを見た気分。
それでも、視聴に耐えたのは俳優陣とかスタッフやらの力量があったからだろうか。それでも話には全くノレなかったけども。

喧嘩別れしていた弟が事故で昏睡となっているため、NYに戻ってきたアン・ハサウェイ。弟の部屋に飾られていたポスター、ノートに挟まっていたライブのチケット。弟に影響を与えていたミュージシャンのジェイムズ・フォレスターなる人物に会いに行く…。

原題が「song one」ということもあり、映画の半分ぐらいが歌。10曲までは数えていて、多分20曲も超えたような気がする。もしかしたら30曲いっていたかもしれない。
街角で歌うミュージシャンなんかは、もしかしたら地元の人をそのまま使っているのかもしれないと想像する余地はある。

アン・ハサウェイは文化人類学で博士課程にいるのだが、弟の足跡を辿るのにフィールドワークの手法を用いている。
関係者に聞き取り調査を行い、現地で資料の採取をする。録音するために用いていたレコーダーがキーになったりする。そのあたりの設定は上手かった。

ご都合主義的な恋愛かもしれないけど、意外に近親者が危なくなった時は冷静で、考えないように他の娯楽を求めたりするらしい。そう考えれば、二人が惹かれあっていくのも、無い話ではないのかと。

ブルックリン橋と夜景を背にして歌い合うシーンは良い。特に、夜景が綺麗にボケていて幻想的だ。
しかし、この映画終始手持ちカメラが揺れ続けてイライラする。最近の映画、低予算にありがちといえばありがちだけど、ちょっと辛い。

そして、何より短髪のアン・ハサウェイは可愛いのだけど、この直前にブロークバックマウンテンを見たせいか、「なんだ、売れると乳首出さないのか~」なんて頭によぎったり。