おたしん

ハーフネルソンのおたしんのレビュー・感想・評価

ハーフネルソン(2006年製作の映画)
3.3
ダンって大人だからこその悩みってより学生のときに感じる言葉にできないモヤモヤみたいなものに取り憑かれてる気がしました。
生活に不自由があるわけではないのに何故だか満足しない足りない毎日。
ドラッグも日々必要な刺激を補うためみたいな。
謎の倦怠感がこっちまで伝わってきた。

ドレイも芳しくない環境にいたな…。
手伝わされてるシーンきつかった。
ダンに抱いてた気持ちは先生か友達かそれ以上だったのか。
奇しくもドラッグで繋がった関係ってのが何とも言い難い。
売りに行った部屋にダンがいたときは幻想であってくれと願った。
そんなことあんのか…トイレで始まり乱行部屋で終わんのか…。

それでもラストは救われたというか心地よい雰囲気だった。
あの空間すごくよかった。

ライアンゴズリングって虚無みたいな表情まじでピッタリだよね。
良い感じで目が死んでたりすんのよ。
そっから感情的になったりすると倍以上で気持ち表れてるように見えてすごい。
ウインクはカッコよかったっす。
俺も帰り道送ってくれるライアン先生の授業受けてたかったわ。
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